「パトリオット・デイ」の感想とか。

 

6月9日に公開された「パトリオット・デイ」を観てきました。

最強に良かったんで感想を書こうと思います。

 

まだ見ていない方はこれを読んで観てくれたらと。

もう観た方は、うんうんへえへえ言いながら読んでくださいませ。

 

 

 

 

まだ観てない方へ(ネタバレなし)

ご存じかと思いますが実話モノです。

2013年にボストンマラソンで起きたテロの裏側を描いたもので、犯人逮捕までの102時間を時系列順に追っていく感じ。

 

出演者も豪華な面々で、マーク・ウォールバーグジョン・グッドマン、ベーコンさん、J.Kシモンズなどなど...

 

内容はこれ実話か?って思うほどの完成度。

個人的に実話系の映画の中では群を抜いて面白かったです。

ドキュメンタリーを楽しみたい人でも、ストーリーを楽しみたい人でも、とにかく時間あるなら観てみてよ。って感じ。

 

あ、後泣くんで、そこんとこ注意で。

 

 

映画『パトリオット・デイ』予告編

 

 

 

感想(ネタバレあり)

最高の最高の最高でしたね。僕の中では間違いなく今年イチです。

 

まず出演者の方々。

マーク・ウォールバーグはダメ男やらせたら一級品ですわね。でも今回はそこからさらに、ここぞというときにはやるぞと。ダメ男だから出せる深みみたいなのが良かった。その他のベテラン陣も大変味があって素晴らしかったです。みんな主役ぐらいの雰囲気だった。

 

ところでベーコンさんとイーサン・ホークってめちゃくちゃ似てる。

 

 

 

ではではここからは少し細かいところを。

 

まずは序盤。

爆発前はみんな日常を過ごしてるんですよね。

観てる我々は後で何が起こるのかを知っているから、なんとなく胸が痛い。だから爆発は起きるんだけど、絶対起きんなよ~って思いながら観てました。

 

あと恋人たちが足を絡ませるシーンがあるんですけど、それが後との伏線というか対比になっていて、それも思い出してジーンとくるんですわ。

 

 

そんで爆発までいくわけですが、結構ゾッとしました。容赦ねえなあって。

 

僕がそこらへんで印象に残ってるのが、少年のご遺体の横にずっと立っていた警官。

その警官の敬礼がものすごく気高くて、ただ立ってただけなんですけど、少年やそのご家族にとってみたらヒーローなんじゃないですかね。個人的にこのシーンが一番好きでした。

 

 

そこからはどんどん犯人を追い詰めていくんですけど、なんといってもマニーでしょ。

途中までなんでこいつなんで出てんだろうなって思ったんですけどね。最後に大仕事をしやがった。

走れマニィィィィ!! みんな思ったでしょう。

 

あとは銃撃シーンですよね。

意外と迫力があって、音も重厚で、アクション好きでも満足できるくらいのスケールでありました。

ハンマーみたいなの投げてくる地元民とか、めっちゃアメリカ~と思った。

それとJ.k.シモンズがもんげえかっこよかったです。どうすればあんなふうに年を取れるのだろうか。

 

 

そんなこんなで逮捕までいくわけですが、結構笑えるところもあって重たい感じもしなかったです。そこが他の実話系と違うところかな。

 

実際の映像が混ぜ込まれてるのも良かったです、説得力があって。世間では賛否両論みたいですけどね。

僕は単純野郎なんで、ラストの本人たちの映像も泣けました。

 

 

ここからは僕が思ったことを。

 

すごく良かったところとして犯人側の描写もあったところが挙げられます。

テロは絶対にダメなことなのだけど、そちら側の宗教観とか人格を否定するところまでは足を踏み込んじゃいけないよってメッセージかなあと。

 

そしてなにより好きなのが、誰でもヒーローになれるよってメッセージです。

映画の中には一人で悪いやつをなぎ倒していくヒーローがおりますよね。でも現実ではそんなことはない。テロのような悲劇を目の前にして、自分は無力だなと思う。

でもそんなことはないんです。

ご遺体の横に立っていた警官も、怪我の応急手当てにあたったランナーも、最初の手がかりを見つけた映像解析係も、特殊部隊の中で一人ハンドガンを構えた地元警察も、みんなヒーローなんですよ。

行動を起こすことで誰でもヒーローになれるっていう。この前のロンドンテロでも、素手でテロリストに喧嘩売ってたミルウォールサポーターがいましたわ。

みんな、本当にかっこいい。かっこいいという言葉に尽きます。

 

 

最後にこの「パトリオット・デイ」という題についてですが、日本のこの映画の担当者様に敬意を表したいです。

もっとわかりやすい題ってあったと思うんですよね。特に日本はテロに馴染みがありませんし。

でもあえて原題をそのまま使ったところに、製作や犠牲者の方々へのリスペクトを感じました。素晴らしいお仕事をなさったと思います。

 

 

 

それではここまで長々とお付き合いありがとうございました。

すごく良い映画です。ぜひご覧ください。

 

 

パトリオットデイ